方向性

そんなわけで私がやってみたいのは
「顧客政治」→「企業家政治」


えーと。これはですね。
現在、知財分野に関するコストというのは
分散してるんじゃないかってとこが
前提となっていましてですね。
(自信がないので口調が少し丁寧になっている)


で、そのコストというのは
経済学的なののことじゃなくって*1
主に創作活動分野のコストでして。
というか外部不経済って言い方の方が正しいのかな?


なにか創作活動をしてるとき
「あ〜。これってもしかして著作権侵害ってやつか?やばくね!?」
とか
「ここでHPにUPしたら、もしかして訴えられる??」
とか
そんなんで創作活動とかその関連作業が
抑制されちゃうのって惜しいし、
未来のクリエイター(笑)が日の目を見ないことが増えちゃって
担い手が減ったり、
あるいは、コアなファン層(購買層でもある)が
離れていくひとつの要素になっちゃうんじゃないか*2
と思うわけです。


それで、まあ
何らかの対策が必要なんじゃないかな〜と。


利益集団政治」にもってく手もあるんですが。
「創作家よ、団結せよ!」みたいな感じで(違)


でもそれより前に裾野というか
知財に関心があって、それなりの知識もあります」
みたいな人たちを増やす方を先にしたら良いのではないかと・・・


なぜかっていうと
上記↑のように「何か対策した方が良くね?」
と既に思った方々が
「自由のライセンス」とか様々な活動を展開していますが

いずれも民間のボランティア活動に依存しており、組織的にも資金的にも脆弱である。経済的利潤を動力として発展しうる商業的内容とは対照的に、自由のライセンスの下に配布される内容を支援・促進する活動にはインセンティブが働きにくい。
2005年春 旅立ち ── コンテンツ政策についての茶会私案, ロージナ大茶会, 2005年3月18日

なのが現状なわけです。
そこで、茶会私案では
日本国政府が「お墨付き」を与えるっていう方法が提示されてました。*3


私は市場に遠巻きなアプローチをかける手も
あるんじゃないかと思うのです。


例えば、「環境問題」をケーススタディにしましょう。
私の認識が甘いのかもしれませんが、
60年代70年代は意識もされなかった「環境問題」ですが
地道な活動の甲斐あって
今では「ロハス」とか「プリウス」とか
市場としても成立し、
(先進国的自己満足レベルなのかもしれないけど)
それなりの良い循環をしてると思います。

「消費者がある問題に関心をもつ」
   ↓
「生産者側がその問題をネタにした商品を売る」
   ↓
「よりたくさん売るためにある問題に関を持たせるような広告をうつ」
   ↓
「消費者はある問題に、より関心をもつようになる」

みたいな。
つまり、イシューは商売になりうる。
そしてそういう市場のなかで
ある程度、問題解決は図れるのではないのかな
と思います。


で、発端として
「消費者がある問題に関心をもつ」
これが必要になってくるわけです。


えーと。長々と書いてまいりましたが
要するに
消費行動に結びつく(かのようにみえる)
プチクリエイターの心をくすぐるような
そんなサイトを作ろうかと思うのです。*4

*1:それも問題なのかもしれないが、なにせ経済学はわからんので無視。

*2:あるいは「特殊な愛(=萌え)」が抑圧された結果、暴走したりとかね。

*3:公的な指針のもとに、ですが

*4:とか、思慮遠謀なこと言っといて、できあがったサイトはしょぼいこと確実・・・