P2Pインフラストラクチャ研究会 第1部 技術編
先日の問いはちょっと一休みすることにして*2近況報告です。
さて、知識がほとんどないという負い目があったので後ろのすみっこに座っていたら・・・いつの間にやらすごい方たちに囲まれてました(^ー^;)
右は白田先生、左は小倉先生、斜め前は鈴木先生、斜め後ろ右に石橋先生、左に東先生という・・・。*3
ひぇ〜!!(゜_゜;)
そんなわけでビクビクし、47氏こと金子勇氏の講演は固まって聞いてました。が、直前に勉強したおかげか何となくはわかりましたよ。
Winny1は匿名性と効率性を両立させたファイル交換を目指していたそうです。(注:この点について大切なご指摘をいただきました。詳しくはコメント欄をご覧ください)
またWinny2では、1と同様のシステムで掲示板機能を構築(しようと)したそうですが、周知の通り、中断。
本当はスレッドを立てた人の匿名性を守れるように、またWinnyに管理性を持たせようとしてたんだそう。*4
またWinnyをオープンソースにしなかったのは、フリーライドの問題があったかららしいのですが、もしオープンソース化すれば第三世代P2Pにふさわしいとのことでした。
私なりにまとめると、Winnyの画期的なところは、それまでトレードオフ(こちらを立てればあちらが立たず状態)だった匿名性と効率性を両立させたこと。*5
問題になったのは、管理性でした。*6だから、これからの課題は管理化とオープンソース化だということみたいです。47氏によれば、これら課題は実現可能だそうです。
うーん。Winnyって発展途上だったんですね。
さてその後は倫理的考察についてのパネルディスカッションだったのですが…。
これがよくわからなかったのですよ〜。