【おしらせ】MIAUは「ダビング10について考える」シンポジウムを明日開催します

2007年の8月に情報通信審議会 情報通信政策部会 デジタル・コンテンツ流通の促進等に関する検討委員会より、「デジタル・コンテンツの流通の促進に向けて」という中間答申案が公開されました。この中では地上波デジタルテレビ放送におけるコンテンツ保護の方式について検討が行われておりますが、委員会の結論として、現在利用されているコピーワンス方式(ムーブを1回)をやめて、新たに、ダビング10という方式(1世代コピーを9回とムーブを1回)を採用することが提案されています。しかし、この議論については、大きく一般の人々が影響を受ける割には、突然決まったという印象を持つ方も少なくありません。

私どもMIAUでは、この件を利用者の立場としてどう判断すべきかについて、検討の経緯の確認から、この結論による影響等を含めて議論を行うシンポジウムを開催いたします。皆様におかれましては、年始の忙しい時期のイベントで誠に恐縮ではございますが、是非ご参加いただきたく存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

名称
シンポジウム「ダビング10について考える」

日時
2008年1月16日(水) 18:30-20:00

場所
世田谷文化生活センター(キャロットタワー内)5F セミナールーム
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー 5F
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00004236.html

次第

1. ダビング10に関する基本的な情報
a. 基幹放送の特質とその背景 池田信夫氏(上武大学大学院教授)
b. デジコン委員会−ダビング10への経緯概要説明 河村真紀子氏(主婦連)
2. 論点整理
a. ダビング10運用ルールの解説 増田和夫氏(評論家)
b. 米国におけるEPN運用の現状 小寺信良氏(AV機器評論家)
3. パネルディスカッション「消費者ルールの落としどころを探る」
モデレーター:小寺信良
パネリスト :上記講師の方々、他数名調整中

http://miau.jp/1199692800.phtml

というわけで、席数にまだ余裕があるので参加申し込み締め切りを1日延長しました!締切は2008年1月15日24時です。

参加を希望される場合は、お手数ですが下記メールアドレスまでお名前・ご所属・ご連絡先メールアドレスをご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。なお、途中参加や途中退場も可能です。

E-mail: info◎miau.jp (◎を@に変えてください)

ダビング10アンケートにご協力をお願いします

シンポジウムにともないまして、「インターネットユーザーの放送視聴と私的録画アンケート」をウェブ上にて行うことに致しました。是非ともご協力くださいますようお願い申し上げます。

近年の情報通信技術の進展は、放送の視聴のあり方に影響を及ぼしていると考えられます。放送と通信の融合が指摘されて久しく、また以前よりコピーやダビングが簡便に出来る状況にあります。こうした変化は、私的な領域であるがゆえに自由とされていた録音録画についての議論に、大きな波紋を投げかけています。しかし、その議論の場にインターネットユーザーの声はなかなか届いていません。私たちは以上のような認識のもと、インターネットユーザーが、現在どのように放送を視聴し、どれくらい私的録画を行っているかを調査したいと考えています。そしてその調査結果を反映し、新しい私的録画の方式を提案しようと考えております。

ご多忙のところ誠に恐れ入りますが、ご回答の締切は1月15日までとさせていただきます。ご質問、ご不明な点がありましたら、info◎miau.jp(◎を@に変えてください)までお問い合わせください。

本アンケートの結果概要は、ダビング10シンポジウムおよびMIAU公式サイトにて公開の予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

アンケートはこちらのページからどうぞ。
URL: http://veritas-vos-liberabit.com/dub10/

モバイルWeb用のバージョンを公開しました(一部閲覧できない環境がありますが、ご了承下さい)。
URL: http://veritas-vos-liberabit.com/dub10/m/


いろいろ粗もありますが、よろしくお願いします…。