2006-01-01から1年間の記事一覧

南方司さんのインタビューを公開し始めます

ライアカ!にて「雑種路線でいこう」や「三酔人電脳問答」の執筆でブンカジン1.0への道を着実に邁進していらっしゃるid:mkusunokさんのインタビュー「成熟社会の経営について」を公開しはじめます。 今後更新していくタイトルは以下の通りです。 成果主義導…

yomoyomoさんのインタビューを公開しはじめます

ライアカ!にて『デジタル音楽の行方』の翻訳者であり、最近では「シナモン会長に噛まれたい」発言で物議を醸したid:yomoyomoさんのインタビュー「興味の射程距離」を公開しはじめます。 今後更新していくタイトルは以下の通りです。 質の良い文章ってなんだ…

第二回インタビューに行ってきました(反省とアドバイス)

インタビュイはまだ秘密ですが、昨日3時間にもわたって語っていただきました。 今回用意したテーマがずれていたため、図らずも半構造インタビューになってしまい、インタビュイの方につきましては誠に申し訳なく…またオブザーバの方に助けていただき、ありが…

まいど

PVが40000超えました。 ありがとうございます。今後ともどうぞご贔屓に。

無印良品にみる逆説的記号論

青木貞茂は「記号化社会の消費」*1のなかで、大ブランド時代は終わったかもしれないが個別差異化した小ブランドの世界は健在だとして、無印良品についてこう言及しています。 無印良品は、一流メーカーの商品に対する量販店のノーブランド商品である。(略)…

のらDJさんに「お話聞きました」

対話型コンテンツの先輩筋にあたるのらDJさんに、お話を伺いました。 以下で登場するのは、 のら・・・id:wanderingdj ced・・・id:ced inf.・・・id:inflorescencia(私) です。 最初から逆インタビュー のら :「なんで俺ごときに興味もつねん」と小一時間…

「天に積む宝」を

Copy & Copyright Diary:[著作権]延長反対ロゴ経由で知ったのですが、aozora blogにて著作権延長反対ロゴを貼ろうというキャンペーンが実施されているようです。

ユーザ・インターフェイス標準化からパクリは擁護できる

ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます- (RD Books)を読んで面白いな、と思ったのは以下の指摘でした。 デザイン標準に従うということは、単にユーザに伝えたいことをより確実に伝える上で役立つという意味しかない。ドキュメントを作成…

そのデザイン、間違ってます:Alertbox

ヤコブ・ニールセンのAlertbox -そのデザイン、間違ってます- (RD Books)作者: Jakob Nielsen,舩井淳,奥泉直子,川崎幹人出版社/メーカー: RBB PRESS発売日: 2006/07/12メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 7人 クリック: 81回この商品を含むブログ (26件)…

苦しかった試験も明けて夏休みになりました。 というわけで、夏休み中に実行したいさまざまな策謀のうちのひとつをご紹介します。 まずは、かねてからやらねばと思っていたインタビュー企画を始動する予定です。*1 形から入るタイプなので、まずはサイトをつ…

フリーソフトウェアの保守と運用

先日Windows Live Messengerに移行しようとしたのですが、ダウンロードしたのにも関わらずうまく起動できないということが起きました。削除と再インストールを行っても、周囲の方にも聞いても一向に解決しないので、Microsoft Customer Supportに問い合わせ…

白田秀彰先生出版記念パーティ

参加してきました。 というか司会を務めさせていただきました…。 ご来場の皆様には拙い仕切りで大変申し訳なく思います。 皆様、お疲れ様でした。 また、いらしてくださって誠にありがとうございます。 今後もよろしくお願いいたします。

意外と知られていないこと‐しったかぶれる法学用語解説(2)

【公法と私法】 公法とは、法の指導原理で、国家と地方自治体の関係と国家公共団体(国家+地方自治体)と国民との関係を対象とする法です。具体的には、憲法や行政法、警報、訴訟法があげられます。 対して私法は、個人同士や私企業(個人も私企業も私人と…

まいど

朝起きたら30000PV超えていました。 日頃からお読みくださり、誠にありがとうございます。

Danさんにつられてみます。

404 Blog Not Found:数学的にはデジタル情報に著作権はありえない!?について。mixiでid:cedさんやあかみさんと話したことを再録。結論から言えば、このレイヤーは保護対象にならないだけって論になると思います。*1 弾さん自身が詭弁、と言ってるのがヒント…

意外と知られていないこと‐しったかぶれる法学用語解説(1)

【法域】 世界には多数の法体系(法秩序)が存在します。 各国は、ひとつの法体系の下で、ある法域を形成するのが通例です。いろいろな法が混在していると混乱してしまいますし、同じ国の中なら慣習なども同じだと考えられるからです。ただしアメリカ合衆国…

白田秀彰著『インターネットの法と慣習』出版

インターネットの法と慣習 かなり奇妙な法学入門 [ソフトバンク新書]作者: 白田秀彰出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2006/07/15メディア: 新書購入: 9人 クリック: 223回この商品を含むブログ (151件) を見る ちょっと出遅れた感はあり…

copy & paste

行政学のレポートが返却されたのでリユース。 「日本は官僚が実質的に支配している。なぜならば政策は基本的には官僚が作っているからだ」という見解に対する私の意見は、「政策は基本的には官僚が作っている」ことと「日本は官僚が実質的に支配している」こ…

フレームいろいろ

フレーミング(framing)は、宣伝や報道の心理的効果を狙った技法のひとつです。その代表的例としては、ポジティブフレーミングとネガティブフレーミングがあります。まずは次の例を見てみてください。 【例1】 新種の伝染病が近い将来600人の死亡者が出すこ…

ご紹介

トラカレさんとFreezing Pointさんに先日のエントリを紹介していただきました。しっぽのさきっちょさんにも別のエントリを紹介していただきました。嬉しいような恥ずかしいような感じです。ありがとうございます。 頑張っていきたいところですが、いかんせん…

白田先生インタビューを一部再録―許諾についての考察

以下のインタビューは2006年1月14日に国際大学GLOCOMの片隅で行われたものです。ised@glocomの設計研第7回終了後、ゲストコメンテータとして参加なさっていた白田秀彰先生に懇親会第1部の時間を割いていただきました。お疲れのところを缶ビール片手に語って…

some rights reservedについての考察

つれづれ:クリエイティブ・コモンズの「 some rights reserved 」って変じゃないか?を読んで。 私もよくわかっていないので、きちんと答えられるか不安ですが、とりあえずわかっているところまで書いてみます。 「 some rights reserved 」という表現には凄…

Google Earth向け屋上広告の可能性

昨日は茶会の方たちと食事をしたのですが、そのときにでてきた話題のひとつを。 Google Earth は、使ったことがある方も多いと思いますが、世界中の衛星写真を閲覧できるソフトで、ズームアップできる地球儀という感じです。解像度もなかなか高く、大都市な…

CCとMSが提携

私が病床で伏せっている間に、世界は動いていました。 いろいろなところで紹介されている通り、MSとCreative Commonsが提携しました。Officeに著作権ライセンスを組み込むためのツールを公開していて、Microsoft Office Onlineにて無料でダウンロードできま…

オルタナティブな暗号開発

検索の方では国産の次世代検索・解析技術の開発が必要であるとして「情報大航海プロジェクト・コンソーシアム」が設立されたりしていますが、同じような論点が暗号にも起きえます。日本は独自に暗号開発はすべきでしょうか?*1 米国政府標準暗号は無償で利用…

変容と教養

インターネットの普及によって国境を越えた問題が頻繁に起きています。また情報処理能力の飛躍的向上といった技術革新によっても重大な問題が発生しています。そうした問題は、憲法や法令が想定していなかったことです。 例えば、音声ファイルを圧縮してネッ…

相手を信じていなくても知識は委託できる

先日友人と「知識の外部委託」について話していたのですが、そのとき彼は「自分の考えをアウトプットとして外に出さなければならないし、そこで概念を抽出できなければ意味がない。そして抽出したアウトプットを売り込むのは、他でもない自分だ」と述べてい…

Re* 首相のリーダーシップとポスト小泉

行政学でレポートを書いたので、また再利用。 設問 日本の政治システムには「中心」が存在せず、その最大の理由は自民党の派閥政治にあるとしばしば批判される。小泉政権においてこの批判はどの程度妥当か?妥当しないとしたらなぜ変化がもたらされたのか? …

今月の専門外書講読-イノベーションと自由

The Future of Ideas: The Fate of the Commons in a Connected World作者: Lawrence Lessig出版社/メーカー: Vintage発売日: 2002/10/22メディア: ペーパーバック クリック: 6回この商品を含むブログ (4件) を見る ようやく読み終わりました。長かったです…

ICCシンポジウム第1回の私的なまとめ(3)

なんだかいつの間にか連作になってしまいました・・・。 よろしければ、まとめ(1)とまとめ(2)も合わせてお読みください。 日本におけるアート(藤幡正樹) 最後に藤幡先生からアーティストとしての立場からで日本でのアートの受容などについてプレゼンがありま…